2006年12月07日

自律するこころ

硫黄島の戦いを記録した「散るぞ悲しき」を読みました。
最高指揮官であった栗林忠道中将の半生を描いたノンフィクションです。
栗林中将が家族に宛てた手紙を中心に硫黄島の様子を追っています。

家族一人一人に宛てた手紙から、
大きくて優しい夫・父親像が浮かび上がってきます。

また、栗林中将は、最高指揮官としても立派でした。
アメリカ留学を経験したことのある彼が戦局を冷静に判断した上で出した結論は、
本土にいる一般市民を守るため、硫黄島の陥落を少しでも遅くすること。
そのため部下に厳しい戦いを命じ、自らもその苦しい状況に身を置き、
絶望的な戦いを最期まで続けました。

過酷な状況下、2万人もの兵士をまとめ、
なおかつ家族には愛情に満ちた手紙を書くなんて、
大人です。魂ぴかぴか(新しい)が大人ですぞっ!

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先人達が命をかけて守ろうとした家族や友人、日本の国。
数十年たった今、快適で便利な世の中になったけど、
心を失ってしまったような悲しい事件が跡を絶ちません。
先人達の思いを無駄にしないよう生きていかなくては…と心から思うとともに、
戦争についても深く考えさせられた一冊でした。

「硫黄島からの手紙」映画もいよいよ公開。そちらも観たいと思います。
今日も一票よろしくお願いします。
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posted by アヤカリーヌ at 22:34| Comment(6) | TrackBack(0) | 映画・読書・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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