無駄にお金を使うのではなく、
心の潤いを得るための究極の贅沢

本にはいろんな昭和の大物達が登場します。
吉田茂、横山大観、小林一三…
いずれ劣らぬ大富豪ぞろいです。
したがって、ぜいたく度合いも、庶民にはとうてい真似のできないことばかり。
だけど、このぜいたくの数々、
私利私欲のためだけにしている訳でなく、世の中に還元されていて、
一人一人の生き方の根本にかかわっているのです。
この本には、いろんなエピソードがちりばめられています。
「細雪」の、京都平安神宮へしだれ桜を見に出掛けるあのシーンの背景や、横山大観の「生々流転」に対する思い入れ。。
文学や絵画、歴史的な出来事など、実に様々な要素で構成されています。
ぜいたくをひもとくのも、教養が必要ですぞっ!
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いろんな人生観と、ぜいたくに触れられるこの一冊。
中には、ちょっとそのぜいたくは…と、首をかしげるものもあったけど、
豪快な先人たちにあやかって、なんだか世界が広がった気がしたのでした。
著者の戸板康二さんも、たくさんの大物達と出会えて、
ぜいたくだなぁと思いました

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