2007年09月08日

鉄人の執念

とうとう阪神が首位にたちました!!
おめでとうございます!!ありがとうございます〜〜!!
長い日々でした。

あれは6月。首位と12ゲームも差がついてしまい、
「もう今年はシーズンが終わったかも…」
などと思っていたとき、ふと見かけたスポーツ新聞の見出し。
金本兄貴が「まだまだ首位奪回できる!」というようなことを語っていました。
それを見て、
「いくら兄貴でもそれは難しいんじゃない!?3位には、食い込んで欲しいけど…」
って、思ってしまった私を許してください。

その後、チームを引っ張っていく兄貴の姿に心打たれ、
これは本当に首位奪回できるかもと思っていたら、
ついに今日、兄貴の言葉が現実になりました。
やっぱり人生投げたらアカン手(グー)アキマセンぞっ!!

☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆**☆

今年の阪神は、人生の教訓を示してくれているようです。
明日も勝って、10連勝。
いや日本一への道を突っ走ってください。
阪神タイガース フレ フレ フレ フレ〜

金本兄貴、どんどん素敵ぴかぴか(新しい)になっていくような気がします。
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posted by アヤカリーヌ at 22:43| Comment(6) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4度目の正直

チューリッヒ歌劇場の「椿姫」を観に行きました。

悲劇の恋物語「椿姫」。
ストーリーをちょっと紹介すると。。

パリの高級娼婦ヴィオレッタは、華やかだけど退廃的な生活を送っていました。
ある夜、自宅のパーティーに訪れた純真な青年アルフレードに恋心を打ち明けられます。
アルフレードのひたむきな姿に、ヴィオレッタは生まれて初めて真実の恋に目覚めます。
そして二人はパリ郊外で幸せに暮らしはじめましたが、ある日アルフレードの父ジェルモンが現れます。
ジェルモンはヴィオレッタに、娘の縁談がこわれてしまうから息子と別れてくれと頼みます。
ヴィオレッタは、アルフレードには真実を告げず、泣く泣くパリの社交場に戻ります。
裏切られたと思い込んだアルフレードは、パーティーの席でヴィオレッタに散々怒りをぶつけ冒涜します。
数ヵ月後、もともと結核を患っていたヴィオレッタは、病床で死を待つのみの身になっていました。
ジェルモンに真相を知らされたアルフレードは、ヴィオレッタに許しを請い、やり直そうと訴えます。
でも、時はすでに遅くヴィオレッタは永遠の眠りについてしまうのでした。。。

最高の悲劇と言われる、人気の演目「椿姫」。

初めて観たのは、二十歳前後の頃でした。
そのときの感想は、ヴィオレッタの悲劇は退廃的な暮らしの報い。
因果応報、自業自得。はい、残念!て感じで、同情できませんでした。

二回目に観たのは、二十代半ば頃。
自分の考える幸せの形を、強引に押し付けるジェルモンに
横暴だわ!と腹がたちました。

三回目はDVDで、一昨年に観ました。
この時は、ヴィオレッタとジェルモンが苦渋の決断をしたのに
一人バカボンのようなアルフレードに、いらっときました。

そして、今回は。。
ヴィオレッタの悲しみも、アルフレードのやるせなさも
ジェルモンの苦悩も痛いほど理解できました。
ずっと涙涙もうやだ〜(悲しい顔)で大感動。

これはっ!かなり人生に深みが出てきた証拠かもしれませんぞ!!

・*:..。o○☆*゜∈・^ミβ¨゜゜・*:..。o○☆*゜∈・^ミβ¨゜゜*:..。o○☆*


今回の舞台は、演技力も歌唱力も見た目もマエストロもオケも
申し分の無い素晴らしさでした。
ついでに、字幕スーパーもうまかった。

人生経験のなせる業か、はたまたチューリッヒ歌劇場の実力か?
いずれにせよ、椿姫の真髄を知ることができました。

パバロッティの素晴らしい歌声も永遠ですねぴかぴか(新しい)
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posted by アヤカリーヌ at 00:12| Comment(2) | TrackBack(0) | 芸術・伝統文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする