2007年12月31日

神秘の湯

一昨日のことです。
ドライヤーをかけていると、突然背中の右半分が痛くなりました。

原因不明。
これは、(まだ早いけど。。)四十肩ならぬ四十背?
なんて考えているうちに、どんどん痛みはひどくなり
背筋をまっすぐ伸ばせないほどに。
動くたびに思わず「あいたたっ」と口走ってしまいます。

そこで、道後温泉へ湯治いい気分(温泉)に行ってきました。

dogo onsen

道後温泉といえば、日本最古の温泉です。
その昔、足を痛めた白鷺が傷を癒したことで発見されたとか。

そして神話の世界では、大国主命が重病でぐったりしている
少彦名命を温泉にいれるとすっかり元気になった
なんてエピソードも残っています。

私の背中もひとつお願いします。。。
年の瀬の思わぬアクシデントに、祈るような気持ちです。

まずは、温泉旅館ふなやさんへ。
広々した湯船が魅力のこの旅館。
お湯のなかで全身を伸ばすと、少し痛みが和らぎました。

でも翌日、またぶり返してきた背中の痛み。
さらなる効果を求めて、道後温泉本館へ行きました。

道後温泉本館は、ミシュランの三つ星観光施設に選ばれて
「千と千尋の神隠し」に出てくる旅館のモデルの一つでもあります。

白鷺や少彦名命が快癒した由緒あふれる元湯。
楽しげな観光客を横目に、痛みをこらえ本格的な湯治です。

「神の湯」に入ると沢山の人、人、人。
常連客っぽいお婆さんが、湯船の中央にある
お湯の出口につかまって飛び跳ねています。
すごいなー。圧倒されます。

さて、私も。深い石の湯船に足をいれました。
ちょっとびっくりするほど、熱いお湯です。
そして、お婆さんがつかまっていたお湯の出口で
背中を打たせ湯しました。
熱いお湯に、じわーーっと芯から解けるようです。

痛みがどんどん薄らいでいくのが分かります。
何度も出たり入ったりしているうちに
あんなに辛かった痛みが、ほとんどおさまりました!!!

病気が治った少彦名命は、嬉しさのあまり
今も残る「玉の石」の上で舞ったといわれています。

tama no ishi

私もしゃんと伸ばせる背中にもどって、喜びの舞を踊りたい気分。
ありがたや〜。これで元気にお正月が迎えられますぞ!!

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ダメ押しに大晦日の今夜も、もう一度本館へレッツゴー。
今度は専用風呂「霊の湯」でゆったり入浴です。

もう痛みは全くありません。
体はポカポカ、やわらかいお湯でお肌はすべすべ。
痛みと一緒に、一年の疲れや汚れも流し清められたみたいです。

来年もどうぞ無事一年過ごせますように。


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posted by アヤカリーヌ at 23:30| Comment(8) | TrackBack(0) | キレイ・元気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする