「恐いなぁ。本格的に気候が変化してきているな。」
などと思いつつ、それでも他人事のように思っていたら・・・
遭ってしまいましたゲリラ豪雨。
とあるスーパーで買い物を終えて、屋上駐車場に上がってみると、
ものすごい勢いで雨が降っています。
スーパーに入るまでは、日傘が必要なくらいのいいお天気だったのに、
まさかまさかの大雨です。
車までの距離はほんの5mほどだけど、びしょ濡れになりそうな勢いの雨。
まして赤ちゃん連れなので、雨宿りをすることに決めました。
それにしてもバケツをひっくりかえしたような雨です。
ピカッと目の前を光が通り過ぎました。続いて地響きとともにドカン!!
気のせいかビリビリッと電気が走ったような・・・

「今の雷、そこに落ちた!?くわばら、くわばら。」
半分パニック状態です。
すぐやむと思っていた雨は、強くなる一方。
ガラスにそって滝のように雨が流れていきます。
「やめへんなぁ。」
「凄い雨ですね。」
「もうかなわんわぁ。洗濯物干しっぱなしで出てきたわ。」
おとなりに座っていたオバちゃんと何となく会話が始まりました。
クーラーも無い場所で待つこと、小一時間。
雨は、一向にやむ気配がありません。
そのうち、赤ちゃんがぐずり始めました。
「雨、ちょっとマシになってきたんちゃう?かわいそうやわ。
オバちゃん、抱っこしといたげるから車そこにまわしてき。」
「ありがとうございます。」
オバちゃんは、そこで雨宿りをしていたお兄さんの傘を借りて、
赤ちゃんを車内に運び込んでくれたのでした。
感謝!感謝!です。
「いい人たちだったなぁ〜。雨も上がってきたし。」とほっこりしながら車を走らせていると、
そのうち渋滞になってきました。
渋滞の先には、
「ええ〜〜っ!」
幹線道路なのに、全面封鎖されているではありませんか!!
拡声器で何やら叫んでいる警察官たち。
聞こえないけど、とにかく強制的に右折させられました。
右折させられたその先にあったのは、びっくりするほど細い地獄道。
前の車が路肩に止まっている対向車とギリギリですれ違いました。
どうみても、私の車の方が車幅が広そうです。
「うそでしょ〜〜。どうしよう。」
対向車も前にも後ろにも動けなさそうです。
左もギリギリいっぱい。センサーの音声が「左前です。」と繰り返しています。
「ミラーをたたんだら、こっちはあと20cmほど寄れるで。」
と対向車のお兄さん。
「は、はい。」
もぅ、絶対擦る〜!変な汗がジワーッと出てきます。
野次馬の強面のおじさんも、私のすがるような目に答えて、
「左も、まだいけるで。」
と指示をくれました。
ゆっくり進んで…どうにかこうにか通過しました。
みんなみんなありがとう!世の中捨てたものではないですぞっ!
†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*
そこから先は放心状態、どうにか無事に家まで辿り着きました。
夜の全国ニュースでは、あの集中豪雨が話題になっていました。
幹線道路で封鎖されていたすぐ先は冠水し、
腰の辺りまで水が来ている様子が映し出されています。
何事もなくて本当に良かったと、胸を撫で下ろした夜なのでした。
大雨で車の汚れがきれいに洗い流されると思ったのに、
逆にうっすらと汚れがつもってしまいました

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